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「明日のこと」を考えて登ろう

2ndimage登山はとても気持ちがいいものです。お気に入りのウェアを着込んで、黙々と歩みを進めていれば、日常のしがらみはすべて吹き飛んでしまいます。しかし、あまりに夢中になって無茶をするのは考えものです。中高年の方は、常に「明日のこと」を考えて山に登るべき。自分の「趣味」のために社会生活をおろそかにする態度は、あまり感心できません。

筋肉痛で役立たずに…?

特に、日頃から運動をする習慣がない人がいきなり山に入れば、確実に筋肉痛に襲われることになります。しかも、そのレベルも並大抵のものではありません。実際に登っているときは脳も興奮しているのでほとんど辛さを感じませんが、一度アドレナリンが引いて体が落ち着くと、立ち上がれないほどの痛みが襲ってきます。
「昨日山に登っていたせいで、このザマだよ」などと言い訳しても、決して誰も理解してはくれません。ただの「役立たず」というレッテルを張られて、おしまいです。
登山中は常に自分の体調に気を配り、無理をしすぎないように気を付けましょう。「まだ行ける!」と思っても、上った後には、同じ分の「下り」があることを忘れてはいけません。

高山病は長続きする!

高い場所に登るほど、酸素は少しずつ薄くなっていきます。登山の経験が少ない人は、「貧血」にも似た、高山病を味わうことになるでしょう。高山病は、基本的に下山すればすぐに治ります。しかし体力も衰えた中高年の場合、1日寝ても「フラフラ感」が取れないこともあります。そんな状態では、バリバリと仕事をすることはできません。
あらためて言うまでもありませんが、現在、日本は深刻な不景気にあります。誰もが「いつクビになるかわからない」という緊張感を持って仕事に取り組んでいます。そんな状況で、「趣味の登山のせいで体調を崩す人」が、社会から信頼されるでしょうか? 「お気楽な奴だ」と思われ、リストラ候補に上がるのも、致し方ないことと言えます。
特に中高年の方には、社内で重要なポストを任されている人も多いはずです。部下や上司から失望されないためにも、自己管理にはくれぐれも気を付けて、山登りを楽しみましょう。「趣味」のせいで「一生」を棒に振ることがないように、自制してください。