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子ども同伴登山のルール

子ども同伴登山子どもは大人より圧倒的に体力も弱く、山に登るとたちまち疲労します。彼らのスタミナも考えて、登山プランを練る必要があるわけです。「山頂まで登らせてやることが、いい経験になる」などと考えずに、無理のないように登山を楽しませてあげてください。

事前に山登りの訓練を

子どもを山に連れていく前には、必ず近くの低山でトレーニングを積ませましょう。

ウェアの重さ、靴の履き心地、長時間歩くとどれくらい疲れるのか、そんなことを子どもに体感させてあげることが大切です。ステッキなど専門的な道具を使う場合には、その扱い方ついても指南してください。実際の登山で怪我を防ぐためには、欠かせないステップです。

下りがあることを忘れずに

実際山に入ってみると、子どもが驚くべき体力と根気を見せることもあります。大人顔負けのスピードでどんどん山を登ることもあるでしょう。しかし、山は登れば、その分下らなければならない、という事実もあります。山頂まで登った時点で燃え尽きて、動けなくなる子どもも少なくありません。子どもを背負って下山するのは、大人にも過酷です。

「登った後には下りがある」この原則を絶対に忘れずに、余裕のある登山プランを組んでください。ロマンを求めていきなり富士山に挑むなど、もってのほかの「蛮行」と言えます。

景色と心地よい疲労を楽しむ

「山頂まで登ってナンボ」、そんなことを考えている大人も少なくないようです。しかし、子どもの体力では登りきるだけで精いっぱいです。山頂からの眺めを楽しむ余裕などないかもしれません。他に娯楽を見つけて、山登りを「楽しむ姿勢」も忘れてはいけません。

山には数々の貴重な生物が生息しています。好奇心旺盛な子どもには、珍しい草花や動物との触れ合いも、思い出深いものとなるでしょう。カメラを持たせてあげれば、もっと喜んでくれるかもしれません。「山頂」以外にも、楽しむべきポイントは数多くあります。

子どもを危険から遠ざけて、なるべく楽しませてあげる…これは親の責任であり、義務です。子育てのために「辛い山登り」を経験させるべき、という考えをお持ちの方もいるかもしれませんが、だからと言って子どもをクタクタに疲労させるのは、残酷なことです。