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モンベルの特徴とおすすめポイント

モンベルの特徴 登山用品メーカーとしては知らぬ人はいない「モンベル」。登山用品だけならず、アウトドア用品全般を扱う、規模の大きなメーカーです。店舗数も多く、他のメーカーと比べると機能性は同等でも値段は平均で2割ほど安く、非常にコストパフォーマンスにすぐれています。そのため登山を始めようと思っているビギナーにも手が届きやすく、比較的庶民派のメーカーと言えますね。本記事ではそんなモンベルを、おすすめしたいポイントやブランドの特徴とあわせてご紹介します。

安心の国産メーカー

モンベルはアウトドア用品メーカーとしては数少ない、国産のメーカーです。そのため、ノースフェイスなどの海外ブランドのように輸送コストが低い分、質のいいものを安く販売することが可能なのです。

他にも長く使うことの多い登山用品にはありがたく、アフターケアが充実しているというメリットもあります。専門店も多いため、修理に出す際も遠出しないですむのも嬉しいですね。

日本人の体型に合わせたサイズ展開

国産メーカーならではの良さは、品質以外にも表れています。日本人の体型に合わせたサイズも、その魅力のひとつ。他の海外メーカーよりも体型にフィットしている感じがして、着心地がよいという愛好家の声も、多く聞こえました。確かに腰の位置や骨格など、欧米人に比べると小柄な日本人には海外規格のウェアなどは少々違和感があるのかもしれませんね。

ただ歩いているだけのように見える登山ですが、意外にも運動量は多いもの。最初はあまり感じなかった違和感も、疲れていけばそれだけ気になってきますし、ストレスにもなります。自分にぴったりとフィットし、着心地の良いウェアを選ぶことも、登山を満喫するための秘訣と言えるのかもしれません。

生地の自社開発に余念がない

質の良いものを安く販売しているだけではないのがモンベルのいいところ。より機能性や着心地のよい商品を開発すべく、新たな生地の研究に余念がありません。

雨具に革命を起こしたとも言える、防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックス社の生地をもとに更に改良を重ね、防水透湿性に通気性までをあわせもった生地を開発しました。これにより、雨による水分を完全にシャットアウトすると同時に、雨具によくあるムレを軽減できるようになったそうです。

雨具に通気性や透湿性が加わるとなぜいいのか。それは不快感がやわらぐだけでなく、登山では命取りともなる体温の低下を防ぐことにもつながるんだとか。雨具によって体が蒸れて濡れてしまうと、水分が蒸発すると同時に体温をどんどん奪っていきます。体を動かしている状態なので自分ではとても気付きにくく、冬の登山では命取りになりかねないのだそうです。

雨具は登山の際の必需品ですから、こういった機能性の高い製品が開発されるのはとても嬉しいことですね。

いいことづくめのモンベル…しかし欠点も

ここまでご紹介したのはモンベルの長所ばかり。しかし、残念なことにいくつか短所があります。登山愛好家から出る意見でもっとも多いのが「デザインが野暮ったい」「カラー展開が地味」ということ。確かに海外の原色を組み合わせたような目にも鮮やかな配色や、スタイリッシュでデザイン性の高い製品はあまり見かけません。

ひとつの製品に使用している色は大抵1色か2色ですし、切り返しなどもなく、よく言えばシンプル、悪く言えば色気がない。あまり華美なものを好まない中高年にはいいかもしれませんが、若者や女性には少々物足りないかもしれません。山でモンベルをきている年齢層を見ても、中高年が多いような印象です。更にあげるとすれば、デザインからも見て分かる通り、斬新な製品に対してはかなり弱腰な点もあげられます。

ウェアひとつとっても、随所に思わず感心するほどの工夫が施されていますが、あくまで一工夫なため、消費者があっと驚くほどの斬新さはありません。良くも悪くも無難なので、一定数のシェアは獲得できても、爆発的なヒット商品をうみだすのは難しいのではないか、という意見も少なからずあるようです。

今回は、初心者から中級者向けのモンベルについてご紹介しました。コストパフォーマンスにすぐれ、品質も最上級品には多少劣るものの、登山を趣味として楽しむレベルであれば申し分ない性能を誇っています。イオンモールなど、大きなショッピングモールであればほとんど出店していますので、随所に施された小さな工夫の数々を、ぜひその目で見てみてください。