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複数人で登山するための注意点

複数人 複数人で登山をしていると、ときに起こってしまうのが些細ないさかいです。きっかけはちょっとしたことだったとしても長い時間をともに過ごすあいだにどんどん険悪になってしまい、せっかくの仲が修復不可能になってしまうかもしれません。そんなことにならないために、複数人で登山するための心構えやふるまいを今一度、ふりかえってみましょう。

登山中のネガティブな言動はNG

登山とは見た目以上にハードなレジャーですので、やはり山頂に近付くにつれ疲れもたまり、精神的に余裕がなくなってきます。特に上級者向けの険しいルートを登っているときはなおさらです。

そんなとき、誰に言うわけではなくとも「疲れた」「帰りたい」「来るんじゃなかった」などネガティブな発言をし続ける人がいます。本音ではないのでしょうが、こんな発言を聞いていい気がする人はいないでしょう。最初は励ましてくれていた仲間も、段々とそのような発言をし続ける人に対してイラ立ちをおぼえたり、中にはいさめるようなことを言うかもしれません。

そうなると売り言葉に買い言葉で、トラブルへと発展しかねません。疲れがたまって、余裕がない状態ならばなおさらトラブルになる可能性が高いでしょう。せっかくの楽しい登山が険悪な雰囲気によって台無しになってしまいます。

そんなことにならないためには「けど」を意識するのが効果的です。「疲れた"けど"もう少しで頂上だね」「帰りたい"けど"ここまで来たなら頑張らなきゃね」など思わず飛び出すネガティブな発言のあとに前向きな言葉をつけたすことで、周囲の雰囲気を壊さずにすむうえ、自分自身も前向きになれます。

つらいのはご自身ばかりでなく、一緒に登っている仲間も同じこと。どんなに疲れていたとしても、仲間に対する気遣いを忘れないのがスマートな大人というものなのではないでしょうか。

楽しい雰囲気作りを忘れずに

スマートな大人としてワンランク上を目指すのであれば、雰囲気作りにも気を配りましょう。特に女性を連れているのであれば、積極的に男性が先行するといいです。足場が悪いときに声をかけたり、遅れてしまっている人を励ましてあげるのがベスト。本当につらいときにそういった気遣いができれば異性に限らず、人として魅力的にうつるものです。登山仲間から信頼を得られますし、絆を深めることもできるでしょう。

そのためには登山のスキルを磨くだけでなく、体力強化や精神的に成長することも求められてきます。スマートでかっこいい大人には、人間的な成長が必要不可欠なのです。

体調不良や休憩は遠慮なく

登山中は仲間への気遣いを忘れない一方で、体調不良のときは遠慮はいりません。万が一山の中で動けないなんて事態になってしまっては、逆に仲間に迷惑をかけてしまいます。

特に3000メートル級の標高の高い山を登るときは高山病になる可能性が高くなりますので、頭痛やめまいを感じたら注意してください。高山病は悪化すると命にも関わるため、早めの対応が重要になってきます。体調不良のときに限っては遠慮せずに早めに仲間に報告するようにしましょう。

また、休憩をとりたいときも同じです。普段運動になれていない人が、いきなりハードな登山を休憩もなしに行うには無理があります。上級者と一緒に山に登ったりするとついついハイペースになってしまいがちですので、休憩したいときは遠慮しないでください。

仲間と一緒に山に登ると楽しいことが多いですが、最低限のマナーを守ることも必要です。気の置けない間柄だからこそ、疲れていたりすると思わずぶしつけになってしまいがちですが、親しい仲にも礼儀あり。複数人で登山するときはこのことを忘れないようにしてください。