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ある初老公務員と登山~カメラで楽しむ中高年たち

カメラ中高年の方にも、登山に興味をお持ちの方はたくさんいるでしょう。しかし、「山頂まで登れるだろうか?」「体力は持つだろうか?」と心配する方も、かなり多いと思われます。もっとも、無理をしてまで山頂を目指す必要もありません。他にも楽しみ・娯楽はいくらでもあります。初老の登山ファンが語る「山の楽しみ方」を1つ紹介しておきましょう。

カメラと観察で味わう山

「中学校で教師をしながら山に登っている50代の男です。年甲斐にもありませんが、外で遊ぶことが大好きで、ほとんど毎週末のように、あらゆる山に挑んでいます。しかし私の山の楽しみ方は、ごくささやかなものです。体に鞭を打って山頂を目指すことは滅多にありません。そんなことをすると、仕事にも支障が出てしまいますからね(笑)

私はそもそも生物が好きなので、主に山に棲む動植物の観察&撮影を目的にして、山に登っています。帽子を被って、カメラを首からぶら下げて、いかにも『それっぽい』ファッションで、無理せず登れる程度まで、足を進めていくわけです。あまりにちょこまかとシャッターを切っているので、以前、ある登山者に、『研究者さんですか?』と言われたこともありました(笑)その道を目指そうとしたこともある私には、嬉しい勘違いでもあります。

撮った写真は、授業に使うこともよくあります。野生の動植物の姿は子どもたちに大人気で、授業も盛り上がります。『先生、山に連れて行ってよ』と生徒に言われることも少なくありません。うちの中学に山岳部があれば、喜んで顧問を引き受けるのですが…(笑) これまで山で撮ってきた写真は、約3万枚に上ります。これからも多くの山に入って、貴重な生物と触れ合うことができたら…と思っています。今度の夏休みには沖縄に行って、原生林の中の生物たちを、カメラで追いかけてくるつもりです。 こういう趣味があると、年を取ることがとても楽しくなります。(53歳 中学校教員)」

中高年にとって、登山はとてもハードなアクティビティです。ただ登ることだけにこだわっていれば、いずれ「飽き」も来るでしょう。素敵なオジサマらしい趣味、カメラで、山の景色を切り取りませんか? もちろん、運動不足の解消にもつながってくるはずです。